デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片岡南陔」の解説 片岡南陔 かたおか-なんがい 1778-1832 江戸時代後期の儒者。安永7年生まれ。武蔵(むさし)忍(おし)藩(埼玉県)の儒臣片岡氏の養子となり,中小姓頭奥用人をつとめる。藩主阿部正権(まさのり)が陸奥(むつ)白河(福島県)に転封(てんぽう)の際,白河学校の奉行に任じられたが,病気のため赴任できなかった。天保(てんぽう)3年10月4日死去。55歳。本姓は菅原。名は直幹。字(あざな)は士温。通称は又四郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例