片親(読み)カタオヤ

デジタル大辞泉 「片親」の意味・読み・例文・類語

かた‐おや【片親】

両親うちのどちらか一方。「片親を失う」⇔二親ふたおや
両親のうち一方がいないこと。また、その残っている親。「片親に育てられる」
[類語]両親二親父母ふぼ父母ちちはは親御親元実の親生みの親・実父母・継父母継親ままおや仮親養父母養親養い親育ての親・育て親・里親名付け親

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片親」の意味・読み・例文・類語

かた‐おや【片親】

〘名〙
① 両親のうち、父または母の一方のこと。⇔二親(ふたおや)
② 父、母のいずれかが欠けて両親のうち一人しか残っていないこと。また、その残っている親。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※にごりえ(1895)〈樋口一葉〉七「別れれば片親(カタオヤ)、何につけても不憫なは此子とお思ひなさらぬか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android