精選版 日本国語大辞典 「片馬」の意味・読み・例文・類語 かた‐うま【片馬】 〘 名詞 〙① 馬一頭に負わす重量の半分の荷。[初出の実例]「それに今日は本町の糸屋の娘御の葬ひで、剣菱を片馬(カタウマ)持込んで、寺中が豪気に喰ったから」(出典:歌舞伎・心謎解色糸(1810)三幕)② 将棋で、飛車、角行のうち、いずれか一方の駒。[初出の実例]「去ながら、将棋は宗桂に片馬(カタムマ)おろしまする。碁は本因坊に二つをかせまする」(出典:咄本・露休置土産(1707)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例