牛店(読み)ウシミセ

デジタル大辞泉 「牛店」の意味・読み・例文・類語

うし‐みせ【牛店】

明治時代牛肉を鍋などにして食べさせた店。うしや。ぎゅうや。
「この―のなべさかもり」〈魯文安愚楽鍋

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精選版 日本国語大辞典 「牛店」の意味・読み・例文・類語

うし‐みせ【牛店】

  1. 〘 名詞 〙 明治時代、牛肉を牛鍋などにして食べさせた飲食店。うしや。ぎゅうや。牛肉屋
    1. 牛店〈安愚楽鍋〉
      牛店〈安愚楽鍋〉
    2. [初出の実例]「このうしみせなべさかもり、両人ともよほどゑひがまはりしより」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)

ぎゅう‐てんギウ‥【牛店】

  1. 〘 名詞 〙 牛肉料理を食べさせる料理屋。牛肉屋。牛鍋屋牛屋。明治時代に使われたことば。
    1. [初出の実例]「イヤ牛店(ギウテン)は大きに困迫いたしたらうてアハハハ」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

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