デジタル大辞泉 「牛屋」の意味・読み・例文・類語 うし‐や【牛屋】 1 牛小屋。2 牛の飼育を職業とする人。3 牛の売買を職業とする人。牛博労うしばくろう。4 牛店うしみせ。ぎゅうや。「―の正面にはかまのままあぐらをかき」〈魯文・安愚楽鍋〉 ぎゅう‐や〔ギウ‐〕【牛屋】 1 牛肉屋。2 牛鍋ぎゅうなべ屋。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「牛屋」の意味・読み・例文・類語 うし‐や【牛屋】 〘 名詞 〙① 牛を中に入れて飼っておく小屋。牛小屋。牛部屋。[初出の実例]「うしや、よきうしども十五ばかり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)② 牛を飼うことを職業とする人。また、その家。③ 牛の売買を職業とする人。牛ばくろう。④ =うしみせ(牛店)[初出の実例]「牛店(ウシヤ)え連込むりくつにゃアめへりやすめへから」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三) ぎゅう‐やギウ‥【牛屋】 〘 名詞 〙① =ぎゅうにくや(牛肉屋)①② =ぎゅうなべや(牛鍋屋)[初出の実例]「どうして今の紙入が、牛屋(ギウヤ)の手から出たことか」(出典:歌舞伎・繰返開花婦見月(三人片輪)(1874)二幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例