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牛鍋 ギュウナベ

デジタル大辞泉の解説

ぎゅう‐なべ〔ギウ‐〕【牛鍋】

牛肉をネギ・豆腐などとともに鉄で煮ながら食べる料理。主に関東でいい、明治の文明開化期に流行した。牛肉鍋。 冬》

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

ぎゅうなべ【牛鍋】

牛肉・ねぎなどを煮ながら食べる鍋料理。明治期に東京で流行した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぎゅうなべ【牛鍋】

なべ料理の一種。牛肉にネギ,豆腐などを取り合わせ,しょうゆみりんなどを合わせた割下(わりした)で煮て食べるもので,獣肉を素材とする日本料理の代表的な品目である。奈良時代以降,日本人の多くが肉食を忌避し,ことに家畜の食用に対しては罪悪感を抱いていたという精神風土の中で,なかば公然と牛肉食が行われるようになったのは江戸後期のことになる。すでに近江彦根の井伊家では例年牛肉のみそ漬を将軍に献上していたし,町では牛肉を買うこともできた。

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大辞林 第三版の解説

ぎゅうなべ【牛鍋】

〔主に関東で用いた語〕
牛肉をネギ・豆腐などと一緒に平鍋で煮ながら食べる料理。すきやき。

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世界大百科事典内の牛鍋の言及

【すき焼(鋤焼)】より

…《料理早指南》第4編(1804)には,ガン,カモ,カモシカなどの肉をたまりにつけ,使い古した唐(から)すきの上で焼くとし,《素人庖丁》初編(1803)では唐すきの代りになべやイタヤガイの殻を用いてもよいとしており,バーベキュー的な野外料理にはじまったものと思われる。現在ではおもに牛肉を用いるなべ料理をこの名で呼ぶが,明治初年文明開化の風潮に伴って普及しはじめたころから,関東ではこれを牛(ぎゆう)なべと呼んだ。それが東西ともにすき焼の呼称に統一されたのは大正になってからだとされる。…

※「牛鍋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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