牡蠣売(読み)かきうり

精選版 日本国語大辞典 「牡蠣売」の意味・読み・例文・類語

かき‐うり【牡蠣売】

  1. 〘 名詞 〙 牡蠣を売ること。また、それを商売とする人。毎年一一月から翌年二月まで安芸国広島県)から来て、大坂大川横堀道頓堀などの橋下屋形船をつけて売った。
    1. [初出の実例]「蠣売の土産に習ふ手鞠うた」(出典:雑俳・揉鬮題折句(1751‐64頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android