精選版 日本国語大辞典 「物差・物指」の意味・読み・例文・類語
もの‐さし【物差・物指】
〘名〙
① 物の長さを差しはかる道具。竹・鉄・プラスチックなどで作った細長いもので、長さの単位の目盛がつけてある道具。江戸時代、これを手渡しすると不和になるという俗信があり、投げ渡すのが常であった。さし。尺度(しゃくど)。尺。
※波形本狂言・素袍落(室町末‐近世初)「みやげを上ませう〈略〉奥御へは物さし」
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