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空漠 クウバク

デジタル大辞泉の解説

くう‐ばく【空漠】

[ト・タル][文][形動タリ]
果てしなく広いさま。茫漠(ぼうばく)。「空漠とした大洋」
漠然としてとらえどころがないさま。「空漠とした不安」
[名・形動]
1に同じ。
「此―の荒野(あらぬ)には、音信(おとずれ)も無し、影も無し」〈上田敏訳・海潮音
2に同じ。
「如何に―なる主人でも」〈漱石吾輩は猫である

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大辞林 第三版の解説

くうばく【空漠】

( トタル ) [文] 形動タリ 
ぼんやりしていてつかみどころのないさま。要領を得ないさま。 「 -たる論議」 「彼の隠謀が-たる夢の様に頭脳に浮んだ時からで/罪と罰 魯庵
広々として果てしないさま。 「 -とした風景」
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
に同じ。 「殆んど捕つらまへ様のない-なものであつた/門 漱石
に同じ。 「ヲマハと桑港の間は-なる荒原にて/八十日間世界一周 忠之助

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