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物税 ぶつぜいreal tax

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

物税
ぶつぜい
real tax

特定の財産所得に対し,それが帰属する人とは無関係に,直接課せられる租税。財産や所得が帰属する人に対し,個人的事情を考慮して課される人税に対して用いられる。代表的なものに固定資産税などがある。

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大辞林 第三版の解説

ぶつぜい【物税】

物の所有・取得・製造・販売・輸入または物より生ずる収益に賦課される租税。消費税・固定資産税など。 → 人税行為税

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の物税の言及

【収得税】より

…所得税は納税者を中心に課されるから人税とよばれ,納税者のおかれたいろいろな条件を考慮して税制を定めることができる。他方,収益税は納税者個人ではなく,生産要素や収入をもたらす物に着目して課税されるから物税という。所得税の例としては国の所得税や法人税をはじめ,地方税の個人住民税や法人住民税などがあげられる。…

【住民税】より

…ともに地域社会の住民である個人と法人の所得に対して課せられる所得課税である。地方税の性格としては,一般的には,所得税のように納税者の全体の支払能力に基づいて課税する(人税という)よりも,固定資産税のように個々の課税物件に着目し,その各個の支払能力に基づいて課税する(物税)方式のほうが,地域分割性が明確に行えること,受益と負担の広益性が充足されることなどの点から,より適当であると考えられている。しかし,地域住民が地方公共団体のサービスの費用を負担分任するという地方税の精神を地方税に表すためには,それだけでは十分でなく,やはり人税を一部必要とするし,また所得税は近代税制の基本として税収入額が大きいので,地方団体としても所得税を必要とするということから,住民税が存在している。…

※「物税」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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