物集和子(読み)もずめ かずこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「物集和子」の解説

物集和子 もずめ-かずこ

1888-1979 明治-大正時代小説家
明治21年10月生まれ。物集高見の娘。藤浪剛一の妻。明治43年「ホトトギス」に「かんざし」を発表。44年「青鞜(せいとう)」発起人のひとりとなり,「七夕夜」「お葉」などを発表。のち青鞜を退社,藤岡一枝の名で「おきみ」などをかいた。昭和54年7月27日死去。90歳。東京出身。跡見高女卒。本名は藤浪和。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android