特種(読み)トクダネ

デジタル大辞泉 「特種」の意味・読み・例文・類語

とく‐だね【特種】

新聞記事などで、その社だけが特に入手した情報スクープ。「特種をつかむ」
[類語]スクープ新聞辞令

とく‐しゅ【特種】

特別な種類

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精選版 日本国語大辞典 「特種」の意味・読み・例文・類語

とく‐だね【特種】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新聞などの記事で、その社だけが入手した情報。スクープ。
    1. [初出の実例]「神様から、特(トク)だねの通信を廻して貰ふ資格のある人間」(出典:桐畑(1920)〈里見弴〉ワキ)
  3. 耳よりな話。特別におもしろいうわさ話。〔モダン新用語辞典(1931)〕

とく‐しゅ【特種】

  1. 〘 名詞 〙 特別な種類。〔生物学語彙(1884)〕
    1. [初出の実例]「何人に向ても特種の情態(こころもち)を示したことのないだけ」(出典:富岡先生(1902)〈国木田独歩〉)

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