特立(読み)トクリツ

デジタル大辞泉 「特立」の意味・読み・例文・類語

とく‐りつ【特立】

[名](スル)
ぬきんでていること。「特立した才能
他にたよらないこと。独立
[類語]独立自立自活独歩独行

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精選版 日本国語大辞典 「特立」の意味・読み・例文・類語

とく‐りつ【特立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他にたよったり、へつらったりしないで、自立していること。独立。
    1. [初出の実例]「特立して人の力をもうけず志気はったと大木をつき立てたやうな人ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一九)
    2. [その他の文献]〔漢書‐杜欽伝〕
  3. 衆にぬきん出て目立つこと。他のものより特にすぐれること。
    1. [初出の実例]「石林百里外より特立して見ゆるる也」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)二)
    2. [その他の文献]〔王襃‐魯霊光殿賦〕

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普及版 字通 「特立」の読み・字形・画数・意味

【特立】とくりつ

ひとり志操を堅持する。唐・韓〔伯夷頌〕士の特立獨行し、義にするのみにして、人の是非をみざるは、皆豪の士、を信ずること篤(あつ)くして、自ら知ることらかなるなり。

字通「特」の項目を見る

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