特色ある大学教育支援プログラム(読み)とくしょくあるだいがくきょういくしえんプログラム

大学事典 の解説

特色ある大学教育支援プログラム
とくしょくあるだいがくきょういくしえんプログラム

2003(平成15)年度から行われた文部科学省の事業。略称は「特色GP(日本)」(Good Practice)選定・公表された特色ある優れた大学教育支援プログラム改善の取組みを各々の大学,短期大学が参考にすることで,日本の高等教育の活性化を促進することが目的。2003~05年度では,五つのテーマで募集が行われた。主として,①総合的取組みに関するテーマ,②教育課程の工夫改善に関するテーマ,③教育方法の工夫改善に関するテーマ,④学生の学習および課外活動への支援の工夫改善に関するテーマ,⑤大学と地域・社会との連携の工夫改善に関するテーマである。2006年度は申請区分が学士課程,短期大学士課程,修士課程に変更された。さらに学士課程,短期大学士課程では上述の②,③,それ以外の教育の工夫改善に関する取組みに,修士課程では人社系,理工農系,医療系の教育の工夫改善を主とする取組みにそれぞれ分けられた。2007年度は修士区分を廃止。採択件数(応募件数)は2003年度80(664),2004年度58(534),2005年度47(410),2006年度48(331),2007年度52(331)
著者: 竹下諒

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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