犬童村(読み)いんどうむら

日本歴史地名大系 「犬童村」の解説

犬童村
いんどうむら

[現在地名]千代田町大字境原さかいばる上犬童かみいんどう下犬童しもいんどう

犬童川の西方にあり、境原村北西である。

歴代鎮西志」によれば永禄一二年(一五六九)三月二七日、豊後大友宗麟侵攻の際、「東は巨勢野、神埼郡西端の犬童林、北は城原」と記している。伝説によるとかつて犬童丸という豪族が居住したことからその名が出たという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android