精選版 日本国語大辞典 「狂名」の意味・読み・例文・類語 きょう‐めいキャウ‥【狂名】 〘 名詞 〙 狂歌の作者としての号。きょうみょう。[初出の実例]「ゑびす歌も悪凶事に及んでは、皆な連中をまぬがれ、会へも不レ出して狂名(きゃうめイ)をけづる」(出典:洒落本・無駄酸辛甘(1785)) きょう‐みょうキャウミャウ【狂名】 〘 名詞 〙 =きょうめい(狂名)[初出の実例]「『あなたの御狂名(ケウメウ)は』『わっちゃア十返舎一九と申やす』」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「狂名」の読み・字形・画数・意味 【狂名】きよう(きやう)めい 狂人という評判。清・自珍〔漫感〕詩 域軍に從ひて、計惘然(ばうぜん) 東南の幽根、詞箋に滿つ 一簫一劍、生の 狂名をひ盡す、十五年字通「狂」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報