狐炬火(読み)きつねのたいまつ

精選版 日本国語大辞典 「狐炬火」の意味・読み・例文・類語

きつね‐の‐たいまつ【狐炬火】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 担子菌類スッポンタケ科のキノコ。夏から秋に本州の林や畑などの地上に発生する。キツネノエフデによく似ているが、きのこの胴体先端に鐘形の傘(かさ)をかぶる。傘は暗赤色を帯び表面にはしわがあり、悪臭のある黒褐色粘液を分泌する。
  3. 植物ひがんばな(彼岸花)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「狐炬火」の解説

狐炬火 (キツネノタイマツ)

学名Phallus rugulosus
植物。スッポンタケ科のキノコ

狐炬火 (キツネノタイマツ)

植物。ヒガンバナ科の多年草,園芸植物,薬用植物ヒガンバナ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android