デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野昌運」の解説 狩野昌運 かのう-しょううん 1637-1702 江戸時代前期の画家。寛永14年生まれ。狩野安信の門にはいり,狩野了昌の養子となる。安信の孫主信(もりのぶ)の後見役をつとめる。のち法橋(ほっきょう)。延宝年間(1673-81)の御所造営で障壁画制作に参加。晩年,筑前(ちくぜん)福岡藩に御用絵師としてつかえた。元禄(げんろく)15年5月2日死去。66歳。名は季信。通称は市右衛門。別号に釣深斎。著作に「昌運筆記」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例