狭上稲荷神社(読み)さえいなりじんじや

日本歴史地名大系 「狭上稲荷神社」の解説

狭上稲荷神社
さえいなりじんじや

[現在地名]西米良村村所

村所(むらしよ)の中心部の南約三キロ、九州山地中央部、一ッ瀬川支流狭上谷上流の山間地に位置する。大山祇命・倉稲魂命・大宮姫命・大己貴命・菊池武光などを祀る。当社創建の年代は明らかでないが、安政三年(一八五六)の由緒書(社蔵)では草創の経緯を以下のように伝える。米良山中に隠れた磐長姫命を追って狭上の深山に入った大山祇命が没し、そこに陵が作られた。しかし祀る者がなく、国中に疫病が起こり、不作により多数の死者が出たという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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