最新 地学事典 「狼林系」の解説
ナンニムけい
狼林系
Rangnim System
朝鮮半島北部の狼林山塊に分布する先カンブリア時代の岩層。グラニュライト・角閃岩・片麻岩などの高度変成相とミグマタイト・片岩からなる。平安北道の煕川に陸背斜の核部を形成。煕川付近では松源層群と呼ばれ,下部層(3,550m)は黒雲母片麻岩・珪質片麻岩で角閃岩・大理石・石英片岩を挟み,中部層(315m)はハイパーシン-斜長石片麻岩,上部層(215m)は珪質片麻岩・菫青石片麻岩およびざくろ石-菫青石片麻岩の3層から構成。片麻岩中のジルコンのU-Pb年代は2,004Ma。
執筆者:金 容義
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

