猩猩蠅(読み)ショウジョウバエ

デジタル大辞泉 「猩猩蠅」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐ばえ〔シヤウジヤウばへ〕【×××蠅】

双翅そうし目ショウジョウバエ科の昆虫総称。ごく小形で、発酵した果物やきのこに集まる。世界中に広く分布し、種類も多い。キイロショウジョウバエ遺伝学の実験材料に用いられる。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「猩猩蠅」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐ばえシャウジャウばへ【猩猩蠅】

  1. 〘 名詞 〙 ハエ双翅)目ショウジョウバエ科に属するハエの総称。体長二~四ミリメートル、体色は黄色から黒色まで種々だが黄褐色のものが多い。酒かす・ぬかみそ・腐った果実など発酵物やきのこによく集まる。短期間にいく世代も飼育できるところから遺伝研究上の実験動物として重要視される。キイロショウジョウバエ・クロショウジョウバエなどが代表的で日本には約二五〇種が分布する。世界中に分布し、家屋原野高山などいたる所にすむ。《 季語・夏 》

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