猿若山左衛門(読み)さるわか さんざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「猿若山左衛門」の解説

猿若山左衛門(2代) さるわか-さんざえもん

?-? 江戸時代前期-中期歌舞伎役者
初代猿若山左衛門の弟。元禄(げんろく)のはじめから江戸の若衆方として知られ,元禄12年(1699)立役(たちやく)に転じ,14年2代を襲名正徳(しょうとく)5年(1715)以後の活動は不明。初名は猿若小山三。前名は猿若山三郎(2代)。

猿若山左衛門(初代) さるわか-さんざえもん

?-1701 江戸時代前期の歌舞伎役者。
2代中村勘三郎の門下延宝のころから立役(たちやく)を演じ,初名の猿若山三郎を山左衛門とあらためて実悪(じつあく)をかね,のち作者もかねる。元禄(げんろく)中ごろ江戸の立役の大立者といわれた。元禄14年死去。

猿若山左衛門(4代) さるわか-さんざえもん

六郷新三郎(ろくごう-しんざぶろう)(2代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

関連語 ゴウ

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む