玉冠(読み)ギョッカン

精選版 日本国語大辞典 「玉冠」の意味・読み・例文・類語

ぎょっ‐かんギョククヮン【玉冠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 玉で装飾した美しい冠。
  3. 大礼の時などに、天皇、または、皇太子が着用する冠。冕冠(べんかん)
    1. [初出の実例]「後朱雀院御即位日〈略〉玉冠玉佩火打の様なる物ともの、ちちりうちちりうと鳴ほとに令練給けるを」(出典:富家語(1151‐61))
  4. 礼服を着用した時に用いる冠。漆地に透き彫りした金輪をはめて、その上に金銀珠玉の装飾をした冠。礼冠(らいかん)。〔西宮記(969頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む