玉闕(読み)ギョッケツ

デジタル大辞泉 「玉闕」の意味・読み・例文・類語

ぎょっ‐けつ〔ギヨク‐〕【玉×闕】

玉で飾った美しい宮殿玉殿。「金台玉闕

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精選版 日本国語大辞典 「玉闕」の意味・読み・例文・類語

ぎょっ‐けつギョク‥【玉闕】

  1. 〘 名詞 〙 玉で飾った美しい宮殿。玉殿。
    1. [初出の実例]「藤原長穎及第詩云〈略〉金宮奔浪静、玉闕乱濤晴」(出典:本朝文粋(1060頃)七・申請重弁定斉名所難学生同時棟詩状〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔水経注‐河水〕

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普及版 字通 「玉闕」の読み・字形・画数・意味

【玉闕】ぎよくけつ

宮門神仙の宮殿。〔水経注河水一〕崑崙山~山高地三六千里~形、の如し。~上に金臺玉闕り。亦た元氣の合する、天君の治むるの處なり。

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