コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

王魯彦 おうろげんWang Lu-yen

2件 の用語解説(王魯彦の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

王魯彦
おうろげん
Wang Lu-yen

[生]光緒27(1901)
[没]1944. 桂林
中国の作家。本名は王衡。浙江鎮海の人。 1920年北京で蔡元培らがつくった工読互助団に参加し,勤労のかたわらエスペラントなどを学ぶ。 22年文学研究会に加入し,処女作『秋夜』 (1923) を発表。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

王魯彦
おうろげん / ワンルーイェン
(1901―1944)

中国の小説家。本名王衡。浙江(せっこう/チョーチヤン)省鎮海(ちんかい/チェンハイ)生まれ。魯迅(ろじん/ルーシュン)の影響を強く受け、また郷土作家ともよばれた。高等小学2年中退後、北京(ペキン)「工読互助団」に加入、北京大学の聴講生となる。この間エスペラント語を修得。1922年より湖南・福建で教員をするかたわら創作に励み、文学研究会会員となる。このころ農村の善良なプチブルの悲劇を同情を込めて描いた『黄金』を執筆、短編集『柚子(ヨウズ)』(1926)、『黄金』(1928)を出版した。抗日戦争中は長沙『抗戦日報』副刊を編集、42年1月桂林(けいりん/コイリン)で『文芸雑誌』を創刊。著書はほかに『童年の悲哀』(1931)、『野火』(1937)などがある。また少数民族の文学作品の翻訳を多数手がけた。解放後『魯彦選集』(1954)、『魯彦散文選』(1958)が出版されている。[白水紀子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

王魯彦の関連キーワードもの派沖縄戦カリブ文学直木賞牧口常三郎正岡子規神崎武雄サンホセ信州大学弘前大学

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone