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珪長岩 ケイチョウガン

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デジタル大辞泉の解説

けいちょう‐がん〔ケイチヤウ‐〕【×珪長岩】

斑晶がないか、きわめて少ない、石英カリ長石の集合体からなる酸性の火成岩

出典|小学館
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岩石学辞典の解説

珪長岩

もとはキルワンが長石の緻密な微結晶質の岩石に付けた名称だったが[Kirwan : 1794],後にゲルハルトは斑岩の微結晶質または潜晶質の石基に拡張し,特に長石に富むものに用いた[Gerhard : 1814-1815].現在では花崗岩組成で微晶質または潜晶質の岩石を指すが,花崗岩組成の火成岩で斑晶がある場合もない場合もあり,全体または石基が石英や長石など珪長質鉱物がモザイク状に集合した微結晶質または潜晶質の岩石に用いられる.石英の斑晶がある場合には石英珪長岩または石英斑岩といい,石英斑岩の呼び名が一般的である.ドイツでは珪長岩はいまだに斑岩の石基や非斑状岩を指す[Tomkeieff : 1983].felsはドイツ語で岩石の意味であるが,これはfeldsparからきており,felstoneと呼ぶこともある.日本では1891年に帝国博物館鉱石および化石標本目録の中で英長岩とされたが,1894年に横山又次郎が珪長岩と訳した[歌代ほか : 1978].

出典|朝倉書店
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