精選版 日本国語大辞典 「現在七面」の意味・読み・例文・類語 げんざいしちめん【現在七面】 謡曲。五番目物。観世・金剛流。作者不詳。身延山で法華経を読誦している日蓮上人のところに、毎日訪れる里の女がいる。女は、自分は七面の池に住む蛇身であるが、三熱の苦をまぬかれた報恩にもとの姿を現わそうと言って消える。やがて大蛇が現われ、上人の読経によって天女の姿となり神楽(かぐら)を舞う。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例