琉球文学(読み)りゅうきゅうぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「琉球文学」の意味・わかりやすい解説

琉球文学
りゅうきゅうぶんがく

琉球方言で表現され,沖縄,宮古八重山奄美大島島々で行われている文学。ほとんど古典の性格を帯び,となえごと,古謡,三味線歌謡,組踊狂言歌劇民話童謡,諺などの形態をとる。いずれも,神への切実な思い,男女近親の愛着,舟路の平安衣食住の豊かさの希求病魔の祓いなどが,音声で整えられたもので,神事,音楽,芸能と密接に結びついて伝承されてきた。中国と日本の影響を受けた文化的,社会的歴史,島々の風土,強い言霊 (ことだま) 信仰などが,その性格を特徴づけており,日本の古典文学のなかで,独自の位置を占める。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む