琉球絣(読み)りゅうきゅうがすり

精選版 日本国語大辞典「琉球絣」の解説

りゅうきゅう‐がすり リウキウ‥【琉球絣】

〘名〙 琉球で作られた織物およびそれを模して作られた本土製の絣。昔は藍染の木綿絣をいったが、今日では絹物が多く、大島風のものをいうこともある。薩摩絣。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八「沖縄県出品区で、新五は琉球纃(カスリ)二反に売約済の札をつけさせ」

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デジタル大辞泉「琉球絣」の解説

りゅうきゅう‐がすり〔リウキウ‐〕【×琉球×絣】

沖縄で産する絣織物、およびその特徴のある絣柄。流水・井桁(いげた)・つばめ柄などがあり、宮古島紺絣八重山の白絣などが知られる。

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世界大百科事典内の琉球絣の言及

【沖縄[県]】より

…織柄には絣,縞,格子などがある。特に絣の技法は15世紀ころ南方から伝えられ,独特の清楚な琉球絣を完成し,さらにこれは日本本土の絣にも影響を与えた。【外間 正幸】
【文学】
 沖縄文学は,奄美諸島(現,鹿児島県),沖縄諸島,宮古列島,八重山列島にまたがる地域で生まれた文学の総称で,古代文学と近代文学の二つに分けることができる。…

【南風原[町]】より

…現在はサトウキビのほか,都市近郊農業として野菜,花卉栽培が行われる。本部(もとぶ),照屋(てるや),喜屋武(きやん)地区は琉球絣の産地として知られる。近年は那覇市のベッドタウンとして,宅地化が著しく進んでいる。…

※「琉球絣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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