琴曲指譜(読み)きんきょくしふ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「琴曲指譜」の意味・わかりやすい解説

琴曲指譜
きんきょくしふ

箏曲楽譜。玄水編,明和9 (1772) 年の序文があり,安永9 (80) 年5冊本刊行,寛政 12 (1800) 年再刊。箏組歌および付物の箏の弦名による奏法譜であるが,縦書きの譜を横線で区切って,一応拍節を示したもので,細かいリズムはともかく,定量的な記譜のある箏譜の最初のもの。曲目は京都の安村検校系のものと思われ,ほぼ同時代に江戸で刊行された『箏曲大意抄』と対比される。

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