瑶泉院(読み)ようぜいいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瑶泉院」の解説

瑶泉院 ようぜいいん

1674-1714 江戸時代前期,播磨(はりま)(兵庫県)赤穂藩主浅野長矩(ながのり)の妻。
延宝2年生まれ。備後(びんご)(広島県)三次(みよし)藩主浅野長治の長女。天和(てんな)3年10歳で長矩と結婚。元禄(げんろく)14年(1701)長矩の切腹,お家断絶(赤穂事件)に際し,泰然と事にあたった。のち実家にかえった。正徳(しょうとく)4年6月3日死去。41歳。名は阿久里(阿久利とも)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android