ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「環境計測分析」の意味・わかりやすい解説 環境計測分析かんきょうけいそくぶんせき 汚染物質の挙動を明らかにするため,測定,分析すること。環境および発生源で,現状の監視および状態把握,基準の適合状況監察などを行う手段として重要。各種規制基準の監察のほか,水質測定計画,自動車交通に関する大気汚染,騒音の測定義務など,行政が実施するものには,測定方法,機器,手順などが各法令で定められて統一されている。また,排水の自己監視義務づけ,公害防止管理者制度と関連して,計量法により環境計量士が制度化され,騒音計,pH計などが検定されている。測定方法について規準を確定するため,日本工業規格 JISによる規格化が進められている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by