六訂版 家庭医学大全科 「環状肉芽腫」の解説
環状肉芽腫
かんじょうにくげしゅ
Granuloma annulare
(皮膚の病気)
どんな病気か
真皮のコラーゲンの変性(組織が壊れる)とムチン沈着、それを取り巻く
原因は何か
外傷(ツベルクリン反応、
症状の現れ方
限局型は平滑で、通常の色から淡紅色の硬い
汎発型は体幹、四肢末端に左右対称に、斑状の局面、丘疹、結節が急速に現れ、環状配列を示す部分もみられます。ほかに
検査と診断
組織検査では、
治療の方法
生検などの外的侵襲により自然に消退することもあります。2年以内に多くの例が消退します。しかし汎発型では10年以上続くこともまれではありません。全般的に治りにくい病気です。
病気に気づいたらどうする
皮膚科を受診します。
宇谷 厚志
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報