日本歴史地名大系 「甘橡村」の解説 甘橡村あまくぬぎむら 大分県:竹田市甘橡村[現在地名]竹田市菅生(すごう)岡(おか)城下から肥後に通ずる往還に沿い、北は池辺(いけべ)村、西は田代(たしろ)村。橡の字はトチと読むのが本来なので、俗説では村名はトチノキの自生によるかというが不明。正保郷帳では大戸(ねぎ)郷に属し、畑方のみで高四三石余。元禄郷帳では「甘橡(くぬぎ)村」とあり、同高。弘化物成帳では菅生組のうち、村位は中、免二ツ七分、田はなく、畑七三石余(一三町一反余)・屋敷六斗余(六畝余)で、開田はなく、開畑三石余(七町一反余)がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by