甘粕山遺跡群（読み）あまがすやまいせきぐん

日本歴史地名大系 「甘粕山遺跡群」の解説

甘粕山遺跡群
あまがすやまいせきぐん

[現在地名]美里町甘粕 東山

上武（じようぶ）山地の末端に位置する丘陵の一つ、通称甘粕山に所在する遺跡群。標高九九メートル、長さ六〇〇メートル、幅一〇〇メートルの丘陵中に、東山（ひがしやま）、如来堂（によらいどう）Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄの五ヵ所の遺跡が分布し、昭和五一―五二年（一九七六―七七）に発掘調査が実施された。発掘された遺構は、旧石器時代および縄文時代早期・前期・晩期の包含層、弥生時代後期の竪穴住居跡、古墳時代前期の方形周溝墓と竪穴住居跡、平安時代の竪穴住居跡および掘立柱建物遺構・炭焼窯跡。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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