生える(読み)ハエル

デジタル大辞泉 「生える」の意味・読み・例文・類語

は・える【生える】

[動ア下一][文]は・ゆ[ヤ下二]
草木の芽が出る。また、草木が生育する。「土手につくしが―・える」「苔の―・えた庭」
歯やひげなどが出てくる。「毛が―・える」「角が―・える」
[類語]生やす生え変わる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生える」の意味・読み・例文・類語

は・える【生】

  1. 〘 自動詞 ア行下一(ヤ下一) 〙
    [ 文語形 ]は・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 生じる。草木などの成育初期として、地表根茎などから芽や根などが出る。萌(も)える。生(お)う。また、ひげや歯などが、表面に現われてくる。
    1. [初出の実例]「打橋に 生ひををれる 川藻もぞ 枯るれば波由流(ハユル)」(出典万葉集(8C後)二・一九六)
    2. 「どうして、かく大なる角の、吾が頭にはえたるぞ」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉四)

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