生女房(読み)ナマニョウボウ

デジタル大辞泉の解説

なま‐にょうぼう〔‐ニヨウバウ〕【生女房】

宮仕えにまだなれていない女房。新参で未熟な女房。青女房。
「ある人のもとに―のありけるが」〈宇治拾遺・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

なまにょうぼう【生女房】

宮仕えにまだ慣れていない女房。新参の女房。 「ある人のもとに-のありけるが/宇治拾遺 5
若い女。 「かんなぎのまねしたる-/一言芳談

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

き‐にょうぼう ‥ニョウバウ【生女房】

〘名〙 男を知らない女。生娘
※浮世草子・好色一代女(1686)三「縁付(ゑんづき)せぬ先から(りんき)ふかく〈略〉是非なく生女房(キニョウバウ)にて爰(ここ)にくだりぬ」

なま‐にょうぼう ‥ニョウバウ【生女房】

〘名〙 (「なま」は接頭語)
宮仕えにまだなれていない女房。新参の女房。
無名抄(1211頃)「淡路阿闍梨といひける人の妹の許なりけるなま女房の」
② 年若い女性。
※発心集(1216頃か)一「あるところのなま女房(にょうバウ)相語ひて、物すすがせなむどし侍べりし程に」

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