食料や水、木材、医薬品など、さまざまな形で人類が生態系から受けている恩恵。国連主導によるミレニアム生態系評価では、土壌や酸素をつくる「基盤サービス」、食料や木材などの「供給サービス」、気候変動の抑制や水の浄化、洪水防止などの「調整サービス」、レクリエーションや教育の機会、精神的充足をもたらす「文化的サービス」の四つに分類した。2007年にドイツが呼び掛けて以降、こうしたサービスを金銭に換算して表現する自然の経済価値評価に関する研究が活発化している。(北京共同)
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