デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「生方鼎斎」の解説 生方鼎斎 うぶかた-ていさい 1799-1856 江戸時代後期の書家。寛政11年生まれ。巻菱湖(まき-りょうこ)門の四天王のひとり。天保(てんぽう)通宝の文字をかいたという。安政3年1月7日,福田半香宅の酒席での争いから,帰路,剣客金子健四郎の若党に殺された。58歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。名は寛。字(あざな)は猛叔。通称は造酒蔵。別号に一粟居士,相忘亭主人など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例