生瀬(読み)なまぜ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「生瀬」の意味・わかりやすい解説

生瀬
なまぜ

兵庫県南東部、西宮市(にしのみやし)の一地区。武庫(むこ)川が六甲(ろっこう)山地から武庫平野に流れ出る右岸にあり、有馬街道に沿う旧宿場町。国道176号が通じ、JR福知山線(JR宝塚線)生瀬駅がある。現在は住宅地化が進んでいる。地下炭酸水を利用してウィルキンソン炭酸泉会社の工場が1903年(明治36)以来、炭酸水の生産を続けてきたが、鉱泉と工場は1990年(平成2)に閉鎖された。

[藤岡ひろ子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android