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生産期間 せいさんきかんperiod of production

世界大百科事典 第2版の解説

せいさんきかん【生産期間 period of production】


近代経済学
 生産期間を〈労働の成果が市場にもたらされるまでに経過せざるをえない相対的時間〉と最初に定義したのはD.リカードであるが,この概念を資本理論の中心に据えたのはE.vonベーム・バウェルクであった。彼は迂回生産は直接的生産よりもつねに大きな成果を生むとし,生産の迂回化と生産期間の長期化と資本の深化とは同義と考えた。ベーム・バウェルクが主として考察したのは,なんらかの本源的生産要素が生産に投じられてから,その成果が消費されるに至るまでの平均的時間としての平均生産期間であり,社会全体についてのこの概念は今日よく用いられる資本・生産比率概念の先駆けをなすと考えられている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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