回転期間(読み)かいてんきかん

世界大百科事典 第2版の解説

かいてんきかん【回転期間】

資本とは,増殖する価値の運動体であり,その姿を貨幣,商品等に転換しつつ一定期間に利潤を取得するものである。また,このような資本生産過程根拠に利潤を取得するようになったものが産業資本であり,したがって産業資本は,たえず貨幣資本(G),生産資本(P),剰余価値を含む商品資本(W′),剰余価値を含む貨幣資本(G′)と形を変えながら増殖運動をくりかえしている。ところで資本の回転期間とは,産業資本が前貸形態の資本すなわち生産資本ないし貨幣資本の形から出発し,再び同じ資本の形に復帰するまでの期間のことを意味している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の回転期間の言及

【財務分析】より

…なお回転率は,特定の資産ないし資本またはその合計額などが一定期間(通常1年間)に何回転するかを示す動態比率の一つで,前記総資産回転率のほか,総資本回転率,棚卸資産回転率,売上債権回転率(受取勘定回転率)などがある。この逆数に365(日)を乗ずると回転期間が求められる。(2)売上利益率 売上げに対して利益がどの程度発生するかをみる指標である。…

※「回転期間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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