生石2遺跡（読み）おいし２いせき

日本歴史地名大系 「生石2遺跡」の解説

生石２遺跡
おいし２いせき

[現在地名]酒田市生石 登路田

生石集落の西方、標高一〇―一二メートルの緩斜面で階段状の水田にある。古くから耕作中に土器や木製品が出土していた。小字名の「とろ」は軟弱で柔らかい意味である。昭和五七年（一九八二）より六一年に六次にわたる発掘調査が実施され、弥生時代の集落跡と奈良―平安時代の官衙的建造物が発見された。弥生時代の遺構は約一六〇メートル離れた南北二ヵ所で土壙・再葬墓・廃棄場などが検出された。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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