産宮神社(読み)さんのみやじんじや

日本歴史地名大系 「産宮神社」の解説

産宮神社
さんのみやじんじや

[現在地名]大川町富田西

富田西とみだにしの中心部、産宮通の町並北端鎮座。祭神息長足姫尊。富田神社の境外摂社で、古くから安産の神として知られた。古来伊勢の森いせのもりとよばれた。息長足姫尊(神功皇后)朝鮮出兵の帰路当地に立寄ったので、これを祀ったと伝える。また天正年中(一五七三―九二)長宗我部元親が雨滝あめたき城を攻めた時、当社に詣でて戦勝を祈り、制札を立てて兵士乱暴を禁じたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む