田中其汀(読み)たなか きてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中其汀」の解説

田中其汀 たなか-きてい

1709-1762 江戸時代中期の俳人
宝永6年生まれ。越中(富山県)福野の人。代々加賀金沢藩の蔵宿をつとめた川崎屋の4代目。各地蕉門の俳人と親交をむすび,加賀千代らが居宅をおとずれたという。「俳諧百一集」に句がある。宝暦12年1月死去。54歳。通称清左衛門別号に片石居。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android