デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中周山」の解説 田中周山 たなか-しゅうざん 1657-1715 江戸時代前期-中期の医師。明暦3年生まれ。京都で西三博(さんぱく)にまなぶ。皇太后の病気を治療した功により法橋(ほっきょう)となるが,三博と折りあいがわるく肥前長崎に帰郷,大村藩主に客としてむかえられる。のち江戸で周防(すおう)岩国領主の吉川(きっかわ)家につかえた。正徳(しょうとく)5年11月死去。59歳。初名は三貞。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例