田中嘉三(読み)タナカ カゾウ

20世紀日本人名事典 「田中嘉三」の解説

田中 嘉三
タナカ カゾウ

昭和期の日本画家



生年
明治42(1909)年3月2日

没年
昭和42(1967)年8月17日

出生地
茨城県笠間市

経歴
14歳で木村式山に師事。日本美術院に所属、昭和23年「一字金輪仏」で院展首席を受賞。24年「常陸の山なみ」で白寿賞を受賞、院友となる。以後花鳥風景、人物仏画歴史画等多岐にわたり日本美術院にて活躍。遺族により、昭和54年笠間市に田中嘉三記念館が開設される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中嘉三」の解説

田中嘉三 たなか-かぞう

1909-1967 昭和時代の日本画家。
明治42年3月2日生まれ。木村武山,奥村土牛に師事。昭和12年院展初入選。23年「一字金輪仏」で院展首席受賞し,翌年日本美術院院友。花鳥,人物,仏画,歴史画などをえがいた。昭和42年8月17日死去。58歳。茨城県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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