田中山古墳群(読み)たなかやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「田中山古墳群」の解説

田中山古墳群
たなかやまこふんぐん

[現在地名]野洲町小篠原

妙光寺みようこうじ山の北側に位置する田中山の南西麓に分布する古墳時代後期の群集墳で、横穴式石室を内部主体とする直径一〇メートル前後の円墳二九基からなる。だが西端に築かれた三基は小さな谷を隔てた山麓にあって他の古墳とはやや離れているため、別の古墳群(堂山古墳群)とする見方もある。多くの古墳は小さな支脈尾根上に並ぶように築かれており、裾部に比較的小規模石室が多いのに比べ、尾根の上方に位置する古墳は石室の規模も大きく、裾部より先行して築かれた可能性が強い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む