田中常矩(読み)たなか つねのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中常矩」の解説

田中常矩 たなか-つねのり

1643-1682 江戸時代前期の俳人
寛永20年生まれ。はじめ北村季吟(きぎん)門,のち西山宗因(そういん)に傾倒。京都談林派の有力作者となり,おおくの門人をかかえた。「蛇之助(じゃのすけ)五百韻」の巻頭句から,蛇之助常矩とも称された。天和(てんな)2年3月19日死去。40歳。名は忠俊。通称甚兵衛。別号に敝帚子。法名は真斎。編著に「俳諧(はいかい)雑巾」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android