田中斉(読み)タナカ ヒトシ

20世紀日本人名事典 「田中斉」の解説

田中 斉
タナカ ヒトシ

大正・昭和期のジャーナリスト 明大教授。



生年
明治30(1897)年10月4日

没年
昭和41(1966)年12月27日

出生地
愛知県

旧姓(旧名)
鈴木

学歴〔年〕
明治大学専門部商科〔大正9年〕卒,ジョンズ・ホプキンス大学(アメリカ)大学院〔大正12年〕修了

経歴
大正14年新愛知新聞に入り経済部長、昭和5年主幹兼編集局長に就任。新愛知が国民新聞を買収した後は、その経営にたずさわる。17年の新聞統合で両社を退社。この間職業野球の東京軍オーナー、名古屋軍代表も務めた。戦後、衆院議員となるが公職追放となる。戦前から明大講師を務め、31年教授となり、41年商学部長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中斉」の解説

田中斉 たなか-ひとし

1897-1966 大正-昭和時代の新聞人,経営学者。
明治30年10月4日生まれ。明大卒。ジョンズ-ホプキンズ大大学院修了。昭和17年まで「新愛知新聞」(「中日新聞」の前身)の主幹兼編集局長,「国民新聞」(「東京新聞」の前身)の経営にあたる。プロ野球東京軍オーナー,名古屋軍代表も兼任。22年衆議院議員に当選するが,公職追放となり辞職。31年明大教授。昭和41年12月27日死去。69歳。愛知県出身。旧姓は鈴木。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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